大村
大村
男子組は吉永則雄、女子組は地元の仁科さやかがV!!
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「第10回夢の初優勝W決定戦」は20日、最終日を迎え第11Rで男子組、第12Rで女子組の優勝戦が行われた。男子組は吉永則雄がイン逃げを決めて大村連続優勝。夢の初優勝がかかった女子組は地元の仁科さやかがインから逃げてデビュー6年半にしてうれしい初優勝を飾った。
男子組11Rは、インから吉永、佐藤翼、深水慎一郎、山口哲治、森永淳、坪口竜也で枠なり3対3の進入。「ペラ調整もうまくいって出足型に仕上がってました」という吉永がトップSで逃げ切り。佐藤は差し、深水は外マイ、そして森永が山口の頭を叩いてのまくり差し。この差しが佐藤の内懐をズバッと差し切る。2Mでは深水と佐藤が森永の内から先マイしたがその外を握って回り森永が2着確保。深水と佐藤が引き波にもまれる内をすくった坪口が両者を差して3着に浮上しての決着となった。この優勝で吉永は通算993勝。「区切りの1000勝に向けてがんばります」とさらなる意欲を見せた。
女子組12Rは、インから仁科、平田さやか、野辺香織、坂咲友理、古賀千晶、塩崎優司の並びで3対3の進入。2コースの平田がトップSでツケマイ敢行。外の野辺、坂も握って回る。平田がけん制気味にややふくらみ仁科が先マイを決める。この時点で仁科の初優勝はほぼ確定。1Mで3者が握り合いポッカリと空いた水域を古賀が差してBS2番手。続く2Mで最内を差し伸びた塩崎と野辺が先マイするが古賀が冷静につけ回って2着を確保する。レース後「9R頃から緊張し始めてました」という仁科。過去9回のこのシリーズでイン逃げなしという有り難くないジンクスまで打ち破っての精神力の強さも勝因のひとつと言えるだろう。