ボートレース多摩川

多摩川

大場敏がトップで優出!

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「四市組合46周年記念競走」3日目は予選ラスト。上位陣が大崩れがないまま進み、優出ボーダーは高くハイレベルな争いとなった。

2日間を終え、得点トップに立っていた大場敏が上位級のパワーを武器に危なげない走りを見せて3、2着。「湿気の影響で回転の上がりが落ちてる」で調整に不満をのぞかせたが、終わってみればしっかりトップ通過を決めて優勝戦の1号艇をゲットした。合ってない状態でも「魚谷(智之)に出られることなかったし、出足、行き足、回り足といい」で、他との比較ならやはり上位とみていいだろう。

初日選抜戦4着以外は全て2着以内の岩崎正哉が2号艇に。本人のコメントはいつもどおり控えめだが、大場が「岩崎も出てるよ」と。行き足、伸びは上位の部類はありそう。当の岩崎も「スタートが決めやすい」と言っているので、間違いなく行き足もきている雰囲気だ。3号艇を手にしたのは橋口真樹。大場と双璧か、それ以上の足で節イチクラスで「伸び型で伸びは上位」と胸を張る。「出足は体感的にはそうでもないけど、リプレイを見ると押してるように見える」とのことで、出足も他との比較なら上の部類はありそうだ。当地はV歴もあるだけに、全速スタートを決めれば面白い存在になる。

4号艇は長田頼宗。予選中盤から3連勝とリズムも上向いている。「バランス型で上位の次くらいの足」と。また今年はここまで3Vと好調なので、侮れない。「今年はSGの権利を自力で獲っていきたい」と気合十分だ。一般戦はあと3Vが必要でモチベーションは高い。展開的にも橋口が行ってくれればチャンスは出てくる。5号艇は福来剛。予選ラストで崩れて外枠での優出となってしまった。「伸びはいい人にちょっとやられてます」で万全ではない様子。それでも5コースは得意な位置で、「出足、回り足がきている」なら、展開は突ける足はありそうだ。6号艇は魚谷。今節実力断然の存在だが、ギリギリで滑り込んだ形。一般戦でスタートをセーブしているのもあるが、足も中堅上位あるかないかの雰囲気で「6コースだと勝てる足ではない」と弱気なコメント。確かに突き抜けるまでの雰囲気はないが、ハンドルテクニックは確か。2着なら十分ありそうで軽視は禁物だ。

最終日一般回りで注目の選手は惜しくも優出モレをした石塚久也松本庸平あたり。石塚は伸びるので一気のまくり、松本は回り足が良く、割り差しで突き抜け好配当抵抗の可能性は十分だ。

エンジンパワーランキング
【上位
大場敏、長田頼宗、橋口真樹、大野芳顕
【中堅
深井利寿、佐口達也、吉原聖人、中村尊、深澤達徳、松本庸平、津久井拓也、高濱芳久、岩崎正哉、福来剛、宮内博文、田野邊秀樹、魚谷智之、石塚久也、萬正嗣、小林謙次
【中堅
丹下健、廣瀬将亨、杢野誓良、鹿島敏弘、遠藤晃司、矢橋成介、豊田訓靖、長畑友輔、小森信雄、加藤雅之、渡邉雄朗、北山康介、相原利章、清水紀克、中村有裕、澤大介、吉川喜継、新井亨
【下位
村上橋蔵、太田潮、喜川照正、田中雅文