多摩川
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唯一の連勝発進は大場敏!
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「四市組合46周年記念競走」初日。唯一の連勝発進は大場敏。大接戦となった12R選抜戦は魚谷智之がインで断然の人気を集めたが、大場が4カドからスリット後にグイグイ出て行く伸びを見せてまくり攻撃。一旦は吉川喜継にまくり差されるも、3周1Mで追い上げ見事逆転した。大場の30号機は前節GW戦で飯山泰が超抜に仕上げたエンジンで、早速その威力を見せつけた。ただ本人は「回った後のスムーズさがもう少し」と不満も…。バッチリ合えばまだまだ良くなる余地も残しているだけに、期待は膨らむ。
一方の魚谷は「調整が合ってなくて全体にもう少し」で、まだ調整途上の様子。前検から抜群だった行き足は確かに良かったが、そこまでの爆発力はなく、カゲを潜める形に…。加えて、2日目は外枠2走での出走。もちろん前付けをするだろうが、試練の1日になりそうだ。
その他の選抜組では、長田頼宗が「伸び型で伸びはいい方ある」と自信を持つ。前検で厳しく映った岩崎正哉が「整備をしてペラを大幅にやった。何が良かったのかは分からないけど、展示タイムが出るようになったし、足は良くなってる」と大幅上昇に成功。同様に前検で目立つことなかった高濱芳久も「自分なりにペラを調整して全体にまずまずの足にはなった。あとはターン回りの微調整でいける」というレベルにまで押し上げてきたようだ。
選抜戦で一旦は前を走った吉川は「伸びが弱くて余裕がない」と苦しい様子。それでも「乗り心地は凄くいい」で、思うようなターンはできる仕上がりに。本体が低調だけに、両方を求めるのは厳しそうだ。
予選組ではパワー機を引いた深井利寿、橋口真樹、松本庸平、佐口達也が上位級の手応え。ペラ巧者の大野芳顕も行き足中心にかなりの仕上がりになっている。
エンジンパワーランキング
【上位】
深井利寿、大場敏、長田頼宗、橋口真樹
【中堅】
佐口達也、大野芳顕、吉原聖人、中村尊、澤大介、深澤達徳、新井亨、松本庸平、津久井拓也、高濱芳久、岩崎正哉、宮内博文、田野邊秀樹、小森信雄、魚谷智之、石塚久也、萬正嗣、小林謙次
【中堅】
吉川喜継、丹下健、廣瀬将亨、福来剛、杢野誓良、鹿島敏弘、遠藤晃司、矢橋成介、豊田訓靖、長畑友輔、加藤雅之、渡邉雄朗、北山康介、相原利章、清水紀克、中村有裕
【下位】
村上橋蔵、太田潮、喜川照正、田中雅文