イン今坂勝広がオール2連対V!!

5日間開催の最終日優勝戦。注目は2号艇で登場の濱田隆浩で、ナカシマペラを使用のチルト3度で臨む構え。そして1号艇はオール2連対を守った地元の今坂勝広。3日目、4日目とチルト3度を使用して3日目4Rでは1着、4日目4Rでは2着の濱田に対して、3日目の段階では不安のコメントを残していた今坂だが、4日目準優後には「(チルト3度で)来るなら来ればいい」と覚悟を決めた。

やや強めのホーム追い風が吹く中で行われた優勝戦。2号艇の濱田が大外に出るため、伸びで評判の5号艇・松下一也が4カドとなり、今坂にとってはイヤな条件が重なった。優勝戦スリット隊形はイン今坂と4カド松下がコンマ11でトップスタートタイ、そして大外の濱田がコンマ12。カドから松下、大外から濱田がやはり伸びて出て行ったが、強めのホーム追い風にターンは流れた。慌てず対応した今坂がそのままイン逃走V。2着に4号艇・西山昇一、3着に6号艇・高橋勲と荒れ水面巧者のワン・ツー・スリーの順当決着となった。