ボートレース蒲郡

蒲郡

遠藤エミが無欲のツケマイで大金星V!!

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

女子リーグ第12戦、GⅢ「蒲郡夜桜プリンセス決定戦」は18日、第12Rで争われ、遠藤エミ(25=滋賀)が3コースからツケマイを打ってV。今年2回目、通算3回目の優勝を飾った。

豪華メンバーが集った優勝戦はS展示、本番ともに枠なり3対3。インの三浦永理がコンマ18とやや遅れたのに対し、4カドの長嶋万記がコンマ10のトップSでスリットを攻めた。それでもスロー勢が伸び返して内2艇の争いか…と思われた瞬間、3コースから遠藤のツケマイが飛んできて、これが見事に決まった。長嶋が2M全速、追い上げた三浦が3着に入り、3連単は8千円台の穴決着となった。

「勝つにはまくり差しかな、と思ってたけど、長嶋さんが前に見えたので握ったら決まっていました」と無欲を強調。「かかりがすごく良かったし、今節の中では一番いい足してましたね」と語るが、表彰式でも表情はこわばったまま。というのも「レースが終わってからずっと鳥肌が立っていた」というほど、勝った本人が一番興奮していたのだ。

「蒲郡はデビューの時からずっと相性が良くて、好きな水面です。これからもどんどん攻めていくレースをお見せしたいですね」とファンの前で語り、拍手喝さいを浴びた。次節は22日からの三国GⅡ。今期ラストのグレード戦はA1勝負駆けが懸かる重要なシリーズだ。「事故点も高いのでA1勝負をあまり意識せず、目の前の一戦一戦をしっかり走って結果を残せたら最高ですね」と語った。