桐生
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長嶋万記が盤石の逃げでV!!
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6日間の熱戦を繰り広げたオール女子戦。今シリーズは「強風」にたたられた一節間であったが、優勝戦は無風、静水面で行われた。
戦前の予想通り、ピット離れで飛び出した4号艇・谷川里江が2コースを奪い、進入は142カド356の3対3。だが、インを死守した絶好枠の長嶋万記はまったく動じなかった。「Sは目標値とかはなく、見えていれば行きます」という準優後の言葉通り、コンマ09のトップSを決めてMを先マイ。強力な出足で差し切りを狙った谷川、3コースからまくり差しにいった海野ゆかりに全く仕事をさせず。バックで先頭に立つと周回を重ねるごとに後続艇を引き離し、独走態勢でゴールを切った。
谷川は2着をキープ、1M最内を差して浮上した守屋美穂が3着に入線した。
それにしても、長嶋の強さが際立った一節だった。出足は谷川、伸びは細川裕子が目立っていたが、トータルの舟足では間違いなく長嶋が「節一」。9戦7勝オール3連対、毎日白星を挙げる活躍でシリーズを盛り上げた。
長嶋は今年3度目、通算9度目の優勝。2013年の獲得賞金額は現在女子2位(1位は平山智加)。少し気が早いが、昨年出場ならなかった年末の祭典「賞金女王決定戦」にまた一歩近づいた。