ボートレース戸田

戸田

減点挽回の川上剛がV戦絶好枠!

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水面コンディションは晴れのち雨で気温は20℃。風は追い、一時期は12mも吹く難水面状態となった。決まり手は逃げ6本、まくり3本、差し1本、まくり差し1本、抜き1本。万舟券は4本。なお1Rから安定板を使用して、2周戦でのレースが行われた。

大型低気圧の接近で、朝から人もよろめくほどの強風が吹き荒れた。難水面で果敢に乗った各選手達だったが、やはりややイン艇が強くなるのは仕方なしという状況だった。

そんな中、何故かピンポイントで風が止んだ準優11Rは、得点トップ1号艇の河村了が仕掛け遅れで樋口亮の全速に屈して大敗と波乱の結末。再び風が強くなった12Rはイン川上剛がしっかり逃げての本命決着となった。

準優11Rの進入は展示から村上純が3カドに引くという荒業に出て12カド3456という並び。スタートは展示からやや遅れ気味だった河村が本番もタイミングを逸してしまい、コンマ27のドカ遅れ。3カド村上は仕掛け切れず、コンマ09トップタイミングの松下一也、内から伸び返した樋口亮での1Mの争い。樋口は何とか松下を止めて先まくり。松下はまくり差すが、2M樋口がきっちり差し返して首位。3着はもつれたが、1M外をいった松井賢治が道中戦を制して優出切符を手にした。

準優12Rの進入は枠なりの3対3。スリットで仕掛けたのは3・4コースの原田秀弥黒井達矢でコンマ08のタイミングだったが、これは伸び切るにいたらず。川上がコンマ10から伸び返して1Mは楽々先制、バック他艇を突き放し単独首位。2、3着は大接戦となったが、1M切り込んだ黒井が、全速残しから食下がる原田を振り切って2着、原田が3着となった。

結局、落水事故から挽回した川上がファイナルの椅子を手にして、優勝戦のメンバーは1枠から川上、樋口、黒井、松下、原田、松井という組み合わせになった。

エンジンパワーランキング
【設定⑥】(最上位級)
河村了、川上剛、松下一也
【設定⑤】(上位級)
須藤博倫、原田秀弥、松井賢治、野長瀬正孝、八木富重
【設定④】(中堅上位)
村上功祐、内田貴士、村田孝雄、村上純、矢橋成介、樋口亮、土屋太朗

※設定とはパチスロ用語です。