秋元哲が当地新鋭戦連覇へ王手!

強風の影響により1Rから安定板が装着される荒れたコンディション。準優勝戦は2周レースで行われた。

10Rは中嶋健一郎が4カドからまくり切ったが、うねりの影響か失速。桐生順平は完全に叩かれる形もイン小回りからBSで加速すると中嶋を交わして2M先マイ1着。中嶋は結局2着での決着となった。

11Rは秋元哲がスリットから伸び返して1Mを先マイ。差した河合佑樹と三苫晃幸が2Mで競る形となり、それを突いて浮上した高野哲史が2周1Mでは河合を逆転して2着。

そして12Rはイン先マイの深谷知博、差した池田雄祐が先行するが2Mで両者が絡み合い池田が転覆。島田賢人、武富智良が繰り上がる形で優勝戦に駒を進めてきた。

この結果、ファイナルの1号艇に構えるのは秋元。「足は節イチ。あとはレースに集中するだけ」と仕上がりには大満足の表情を見せる。昨年10月のリーグ第2戦に続く当地連覇へ、優勝戦もパワーで圧倒するか。2号艇はリーグ戦3連続優勝がかかる桐生。やはりSの足に不安が残る状態だが「調整の方向性は見えてます」ときっぱり。鋭い差しハンドルで秋元にどこまで迫れるかだろう。

実力的にこの両者でのV争いとなりそうだ。島田や武富が果敢な攻めで一角崩しを狙う構図か。

エンジンパワーランキング
【トップ級】
深谷知博、秋元哲、和田兼輔、藤田浩人、池田雄祐、渡邉和将
【上位】
桐生順平、島田賢人、武富智亮、中嶋健一郎、河合佑樹、森作雄大、三苫晃幸、平田健之佑、高野哲史、重木輝彦、廣瀬真也、長谷川雅和、伏田裕隆
【中堅】
大井清貴、永田秀二、石塚裕介、近藤友宝、安田吉宏、大池佑来、楠原正剛、本多宏和、森晋太郎、河野真也、野口勝弘、笠置博之、高木圭右、松尾光広、庄司樹良々、前田聖文、片山雅雄、日笠勝弘、太田潮
【下位】
椎原健、花井潤、和田操拓