琵琶湖
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亀山雅幸が激戦の1Mを抜け出し初優勝!!
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「新・近江戦国絵巻シリーズ最終戦~近江戦国天王山決戦~」の優勝戦は、出場選手中唯一のシリーズ戦優勝者、地元の山田豊が予選から他を圧倒する内容で快進撃を続け1号艇をゲット。2号艇には準地元の松本勝也、そして3号艇にはもう1人の地元、中村有裕が入った。滑り込みで予選を通過し、準優では6号艇となった中村だが、気迫のコース取りから2コース差しを決めて優出した。
優勝戦はこの地元、準地元勢の好枠3者がスロー水域へ進入。そしてダッシュに引いたカド4コースには亀山雅幸、5コースには昨年11月のシリーズ第5戦に続いての優出を決めたベテランの二橋学、そして大外6コースには“イケメン・レーサー”として人気急上昇中の小林泰が入り、優勝戦が開始された。スリットではインの山田がただ1人の0台スタートを決めたが、2コースの松本が1艇身ほど立ち遅れ、3コースの中村に全速攻勢のチャンスを与える展開となった。これに山田は敢然と受けて立ち、中村のまくりをはねつけたが、そこをカド発進の亀山が思い切りの良いまくり差しで激戦の1Mに突入。二橋、小林のアウト勢もこれに続く。バックでは亀山が一歩抜け出して、2番手で外に山田、内に二橋、小林と3者が並ぶ。ここから亀山が伸び切って2Mを先制し、焦点は2位争いに移った。2Mでは二橋が先マイも、追い上げた山田が2周1Mを先取りすると、後続2者を振り切って意地の2着を確保。3着には二橋に競り勝った小林が入り、3連単は4-1-6で13,560円(36番人気)とやや波乱の結末となった。
優勝した亀山は、これがデビュー10年目の嬉しい初優勝。これまで優出は18回を数えながらも優勝には縁がなかったが、19回目の優出でみごと勝利の女神を引き寄せた。しかもその内容は、記念レーサーを向こうに回しての堂々の自力勝ちで、胸を張れる優勝となった。