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児島
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「GⅡ児島モーターボート大賞」は14日、第12レースで優勝戦が行われ①山本浩次が1周2マークで展開を捕らえて逆転。GⅡ戦は初制覇となった。2着に②山口達也、3着に⑤岡崎恭裕が入線。3連単1-2-5は2370円(9番人気)。
追い風が強く、水面は波立つ荒れたコンディションとなった。本番ではピット離れで遅れた④重成一人が前付けに。しかし、①山本、②山口は枠番を主張し、④重成はカド受けの3コース。ダッシュは③吉田俊彦、⑤岡崎、⑥濱野谷憲吾でスリットへ。
1マークは①山本が③吉田のまくりを受け止め先マイしたが、②山口の差しが入った。そしてバック付近では⑤岡崎もグイグイ伸びて首位争い。2マーク⑤岡崎を抑えて②山口が先マイしたが旋回幅が狭く、そこを①山本が最内へ切り込んだ。2周1マークを先マイした①山本は後続艇を振り切りVゴール。焦点は2着争いとなり、2周1マークで⑤岡崎を冷静に差した②山口が競り勝って決着となった。
山本は「プロペラを最後まで叩いてベストの状態で行けた」と51号機のパワーを引き出して今年V2。「児島を走る時は、どの場より気合いの入ってるレースを見せたい」と力強く語った。これで早くも来年のSG総理大臣杯の権利を獲得した。
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