琵琶湖
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永井源がトップSからまくりでV!!
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「第35回びわこ王座決定戦」はシリーズ中盤には気温も20度にまで達し春の到来を思わせたが、最終日は日中でも6度と冬日に逆戻り。そんな中で行われた優勝戦は、寒さを吹き飛ばす熱いバトルが繰り広げられた。
6選手が揃って素晴らしいピット離れを見せ、すんなり枠なりの3対3となった進入隊形でレース開始。内4選手が0台スタートを決める早い飛び出しだったが、なかでもコンマ05のトップスタートを決めたのがカド4コースの永井源。3コースの西村拓也がスリット後に伸び返して先まくりに持ち込もうとするが、永井がその上を敢然とまくって行く。2コースの地元・川島圭司も永井に抵抗しようと握るが、これも押さえ込んで永井がまくる。インの古賀繁輝も先マイを果たしてバックでは一瞬逃げ切ったかにも見えたが、永井が外を伸ばして併走のかたち。そして2マークではまたしても握り込んだ永井が古賀をツケマイで沈め、ここで勝負あり。全速戦連発の永井がホームに戻って首位固め。古賀は惜しくも2番手追走となる。さらに3番手は永井マークから展開突いた吉村正明が浮上し確定かと思われたが、1マーク最後方から追い上げた川島が最終マークでこの吉村をも捕らえ先マイし、一瞬早くゴールに到達し、最後の最後で3位が入れ替わった。予選得点トップだったものの、準優では痛恨のスタートミスで唯一イン逃げを決められず、かろうじて2位で優出を果たした永井。その悔しさを晴らすかのように、気迫のスタート、そして迷いのない全速まくりの連発で勝利の女神を引き寄せ、今年初の優勝を飾った。