2連対キープの永井源がトップ!

「第35回びわこ王座決定戦」は中盤戦の佳境、予選最終日を迎える。前日まで4連勝負けなしだった青木幸太郎が5、5着、3勝2着1本の西村拓也が5、4着とともに大きく崩れる波乱があった。代わって得点トップに立ったのは、オール2連対キープの永井源。こちらも機力面では上位のパワーで、レースも安定感抜群だ。

そして、3日目にその永井を振り切って3連勝目を挙げたのが地元の川島圭司。強烈な足ではないが、なによりレースぶりが素晴らしい。3連勝を決めたレースでは右どなりに永井がいたが「永井さんに出られるとまずいと思い、自分から握って行ったら展開がはまりました」と、鮮やかな先まくり。得点ランクも堂々の2位に浮上した。3位につけた柴田光、4位の古賀繁輝もパワーの上積みに成功。

一方、7位につけて準優へも当確ランクを点したものの、依然としてパワー劣勢なのが烏野賢太。3日目も2日目同様に2着続きで、まだ白星がない。また、伏兵勢では地元の新鋭・丸野一樹が3日目9Rで新良一規、吉村正明の記念覇者や前出の青木を抑えて、5コースからまくり差しで1着と金星、3万円超の大穴配当を提供。得点ランクも一気に21位まで上昇し、4日目は1回走りで2着以上という準優勝負駆けを迎える。

エンジンパワーランキング
【トップ級】
柴田光、永井源、青木幸太郎
【上位】
吉村正明、川島圭司、新良一規、古賀繁輝、塚田修二、大井崇夫、西村拓也、富永茂、吉田隆義、荻野裕介、佐々木英樹、塩田雄一、森田昭彦
【中堅】
吉本正昭、烏野賢太、山口哲治、鶴本崇文、夏山亮平、内山文典、池上隆行、小川晃司、嶋田貴支、平池仁志、浦田信義、片岡秀樹、古結宏、田路朋史、服部達哉、桑原啓
【下位】
中野秀彦、伊藤健次