連勝対決は江口晃生に軍配!

「関東日刊紙ボートレース記者クラグ杯」2日目。南風が吹いて気温が20度を超え、暖かい1日に。回転が上がらない条件になり、低勝率エンジンに乗る選手がパワーダウンで苦しんだ。

2日目の注目は7R。初日連勝同士の大平誉史明、江口晃生の直接対決。枠がひとつ内の大平が1番人気に推されたが、結果はカドからグイグイ伸びた江口が楽々まくり快勝。上位気配の大平が「自分のも悪くないけど、江口さんは凄いね」と脱帽、江口が断然の節イチとみてよさそうだ。大平は後半11Rで6着大敗となったが、足的には問題なく、3日目はしっかり巻き返してくるだろう。

今村暢孝は気温の変化にペラで対応し、オール2連対をキープ。逆に本体パワーの問題か、茅原悠紀、河村了、長田頼宗、森竜也あたりが大幅ダウン。3日目も気温は高い状態なら、オッズほどの信頼感はなさそうだ。

「ペラを自分の形にして伸びがきた」と調整が当たってきたのは池永太。伸びがこないエンジンだが、さすがの調整力を発揮。近況ペラが当たっているだけに、今後しばらくは注目したい。その他では川原正明が連勝と巻き返しに成功。3日目は3R1回乗りでここも相手が軽いだけに、連勝は3まで伸ばせそう。

エンジンパワーランキング
【上位】
江口晃生、大平誉史明、今村暢孝、阿波勝哉
【中堅】
山谷央、田川晴美、堂原洋史、池永太、北村征嗣、永井彪也、亀山雅幸、土屋幸宏、深澤達徳、中村真、松浦博人、川北浩貴、小玉種生、川原正明
【中堅】
森竜也、長田頼宗、河村了、武田光史、茅原悠紀、秋元誠、吉田徳夫、深澤勉、飯山晃三、塚本太二郎、道見数成、田中節男、山本浩輔、万谷章、河相秀行、砂川元、大内裕樹、田野邊秀樹、宇田川信一、重富伸也
【下位】
安田吉宏、相原利章、木山誠一