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好メンバーの激突となった優勝戦。連日強スタートを放った北川幸典、津5節連続優出に成功した里岡右貴、津周年覇者である矢後剛。直近3節で2優勝の山崎裕司、尼崎の誇るスタート巧者稲田浩二。これだけの5選手を相手にしても、絶好枠井口佳典の優勝を誰もが信じていた。奥さんである井口真弓が8Rで引退レース。見事1着を飾り旦那さんへ声援をバトンタッチ。井口佳もこうなれば絶対負けられなかった、インからコンマ07の強スタートを敢行。他に仕事をさせず奥さんの引退に花を添える優勝を決めた。
井口佳は正月、東海地区選手権に続く地元3連覇。2着に甘んじた里岡だったが彼も立派、5連続優出すべて3連単に絡む内容。現在、遠征では最も津を得意とする選手である。
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