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磯部誠が入籍直前に嬉しい初V!

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蒲郡新鋭リーグ第10戦「第20回スピード王座決定戦」は20日、第12Rで優勝戦が行われ、磯部誠が2Mで競り勝ちV。デビュー3年半でうれしい初優勝を飾った。

ファイナルに残った6人が全員東海地区というのも珍しいケース。地元から3人、三重から2人、静岡から1人勝ち上がった。河合佑樹北野輝季以外の4人は誰が勝ってもデビュー初Vとなるメンバー構成だった。

大外の中嶋がコンマ05のトップSで攻めてイン磯部に猛然と襲いかかる。それを見た磯部が抵抗し、1Mはやや流れ気味。2コースの北野が差し迫り、2Mを回るまでは内・北野、外・磯部でほぼ同体だったが、磯部が迷いなく外マイに出て、見事に成功。そのまま押し切った。

「頭の中では2Mは差し、と思ったけど体が自然に動いてました。ホントにうれしいです。初優勝を地元で飾れて最高です。多くの方の支えがあって勝つことができました」と神妙な面持ちだった。

磯部はこの後、22日に入籍予定。独身最後のシリーズを嬉しいデビュー初優勝で飾り、劇的な結末を自ら演出した。