地元が準優勝戦の1枠を独占!

「GI太閤賞競走開設56周年記念」は、4日目の11日に最後の予選ラウンドが行われ、準優に進出するベスト18が決定した。

予選トップ通過は、予選ラストの6枠を3着でしのいだ田中信一郎。第2位には“異次元パワー”の丸岡正典、そして第3位には地元の気鋭・西村拓也が食い込んだ。この結果、準優の1枠は地元勢が独占。さらに5位・松井繁、6位・吉永則雄とベスト6までに5人が入るという凄さ。さすが全国一レベルの高い住之江軍団だ。なお、予選突破のボーダーは6点ジャストで最後に荒井輝年が滑り込んだ。

まず10Rだが、準優一番の激戦区。地元のGI初優出に燃える西村が強敵相手にどんな走りを見せるのか注目だ。11Rは2枠に松井はいるが、丸岡がインからパワーで圧倒しそう。12Rは田中だ。準優の中では一番メンバーが楽。インから豪快に逃げきる。

4日目はイン逃げが4本しか決まらなかった。そのぶん配当も高値の連発。オープニングの3連単6万円台を筆頭に、3連単で5回万舟券が飛び出した。ただ、5日目の準優以外の番組は3日目、4日目と違って、しっかりした1枠が数多く配置されている。一転して本命サイドのレースが多くなりそうだ。気になる天候は、気温はそれほど変化はないが、下り坂の予報が出ている。

エンジンパワーランキング
【横綱級】
丸岡正典
【大関級】
松井繁、田中信一郎、吉川喜継、山田康二、上野真之介、吉田拡郎、吉永則雄、西村拓也
【関脇級】
篠崎元志、服部幸男、西山貴浩、川上剛、平本真之、峰竜太、徳増秀樹、山口剛、石野貴之、濱村芳宏、森高一真、市川哲也、横澤剛治、荒井輝年、吉村正明、齊藤仁、室田泰史、木村光宏、高沖健太
【小結級】
井口佳典、石渡鉄兵、馬場貴也、魚谷智之、太田和美