永田啓二がV戦絶好枠へ!

「泉大津市制70周年記念競走」は、1日の4日目に準優が行われ、ファイナリスト6選手が決定した。

その準優は、今節を象徴するような大荒れ。10Rこそ人気の永田啓二が逃げたが、11Rでは圧倒的人気を集めた橋本久和が敗れて二橋学が勝利、2着に岡本慎治、3着に長岡良也で3連単は何と7万円台のビッグ配当。さらに12Rでも地元の木下翔太が3コースからまくり差しを決め、3連単は1万円台の好配当となった。

この結果、ファイナルのポールポジションをゲットしたのは永田。序盤こそパワー不足に苦しんだが、十分戦える足に仕上げてきた。最後も準優と同じくスピードターンで今年初Vを掴み取る可能性は大きい。

その永田を倒し、デビュー初Vを狙うのが地元の気鋭・木下だ。2コースからどれだけ鋭角差しが決められるのか。実績なら岡本が一番。名人世代になっても、さばきに衰えは感じられない。カドから巧腕を発揮する。準優ではラッキーな勝ち星をマークした二橋や藤田竜弘、末永祐輝も侮れない存在。見所満載の頂上決戦と言えるだろう。

ファイナル以外の最終日の番組はまたもや混戦レースのオンパレード。穴党にとっては出番が増えそうだ。気になる天候は、雨に加え、風が強くなる予報も出ている。混戦レースに拍車がかかりそうだ。

エンジンパワーランキング
【横綱級】
渡辺千草
【大関級】
高濱芳久、岡本慎治、藤田竜弘、木下翔太、永田啓二、鈴木幸夫、原田佑実、橋本久和、末永祐輝
【関脇級】
小菅文隆、眞鍋賢司、長岡良也、北野輝季、小西英輝、渡邉和将、松尾昂明、二橋学、吉田稔
【小結級】
樋口由加里、新田智彰、宮本裕之、藤山翔大、竹本太樹、内野省一、松浦勝
【序二段級】
丹下健、杉山貴博
【序の口級】
森貴洋