ボートレース琵琶湖

琵琶湖

激戦の選抜を制したのは萩原秀人!

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「びわこ幸舟福運カップ」は雨を待つような曇り空の下で開催され、初日から4つの万舟配当が飛び出すなど、びわこらしい活発なレースが展開された。

そのもっともびわこらしい大激戦となったのが、12Rの「びわこ選抜戦」。1号艇には、直前の尼崎周年でGI初優勝を飾った平山智加、対する2号艇から外にはズラリと男子記念レーサーが並ぶ好メンバーとなったが、勝ったのはセンターから狭い間隙を差してきた萩原秀人で、絶好枠の平山は前付け2コースの木村光宏と3コースの田中豪の両者にまくられる格好で引き波に沈み、田中も外へ飛ばされ好枠両者が大敗となって3連単は16,600円の波乱となった。

ただ、田中は5着とはいえ前半すでに白星を飾っており、機力面では問題ない様子。平山も前半は4コースから2着に来ており、イン戦でつまずいたとはいえ、こちらもパワー面は深刻な状況ではなさそう。勝った萩原も気配は前検から大幅アップで、鎌田義も十分戦える足はありそう。「いろいろやりすぎた」と語っていた木村も低調だった前検よりは一歩前進といったムードだった。また一般組では、吉田俊彦後藤浩角谷健吾ら格上勢が順調に白星を飾ったが、いずれも機力より技量上位が際立つレースぶりで、選抜組との対戦となる2日目が正念場となりそう。

伏兵勢では、注目の平山を抑えて6コースからまくりで勝った渡三紀のパワーが強烈だった。この渡が手にした66号機こそ通算勝率は平凡でも、中間整備を経て目下3場所連続優出(うち優勝1回)中の“真のエースモーター”と呼ばれている代物で、今節も目が離せない存在となりそうだ。

エンジンパワーランキング
【トップ級】
渡三紀、田中豪、清水攻二、松下知幸、乙藤智史
【上位
萩原秀人、平山智加、秋山直之、佐竹恒彦、角谷健吾、飯島昌弘、田上晋六、吉田俊彦、國井隆、後藤浩、関裕也、和合俊介、花井潤
【中堅
鎌田義、武田正紀、泉祥史、大庭元明、木村光宏、竹腰正樹、西村めぐみ、野辺香織、茶谷桜、谷村啓司、松田隆司、村田敦、是澤孝宏、渡邉俊介、渡邉和将
【下位
小林一樹、鈴木裕隆、西村歩、西野翔太