尼崎
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平山智加が逃げて最後の近松賞を制す!!
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6日目は逃げ6本(36)、差し3本(15)、まくり2本(8)、抜き1本(8)。かっこ内は6日間トータル。終わってみれば全体の半分が逃げ決着で、1号艇の勝利数は42回と、やはりインの強さが際立ったシリーズとなった。また最終日に存在感を見せたのが、選抜B戦を抜きで白星を挙げた山口剛。前半レースも差し切って連勝締め。もう一人、準優1号艇で優出を逃した吉田俊彦が選抜A戦をきっちり逃げ切って、うさ晴らしに成功。地元ファンの期待にきっちりと応えた。
さあ注目の優勝戦。進入は大方の予想通りに、枠なり進入で④今村豊が4コーススローの4対2の隊形に。スリットでは④今村がコンマ03のスタートで攻めるが絞り切れず。インの①平山智加が伸び返すようにして先マイ。節一級のモーターが威力を発揮して一気に他艇を突き放し、嬉しい記念初優勝となった。
2着争いは差した④今村と⑥岡崎恭裕、②濱野谷憲吾ででバック横一線となるが、最内有利に⑥岡崎が2マーク先取りして競り勝ち。また④今村や②濱野谷はやや2マークで流れ気味になり、そこをズバッと差し込んできた⑤寺田祥が3着浮上。
勝った平山は男女混合GIでは山川美由紀以来、14年振り2人目の女子Vの快挙。なお記念制覇は初、通算では11度目のV。さらにこれで3節連続Vとまさに絶好調。最後の「近松賞」のタイトルに素晴らしい女子レーサーの名前が刻み込まれ、実に印象深い優勝戦となった。