井口佳典、岡祐臣が連勝発進!

津の名物レーサーとして高い人気を誇っていた後藤道也が静かにヘルメットを置いた。すでに地元選手の間では慰労会も終えており、新しい人生を歩むこととなった。「アニキと慕っていたが…僕が若い時に支部長でガーガーと文句言ったら、副支部長のアニキがなだめる…そんな役柄と言うか人間性があった」と、一期後輩で年齢も一つ下の森竜也が寂しそうな表情。独身の頃からともに戦い、お互い結婚して子供を授かり、人生を並走するように歩んできた森は「両輪の片方がなくなった気分だ」と…。自分のため、家族のため、そして後藤の分も背負って行く。結果を見られて恥ずかしい成績だけは残したくない。

シリーズの方は井口佳典、淺香文武、岡祐臣が連勝発進。特に岡は抜群のレース内容だった。2日目は固定の1枠まで来てポイント上積みは必至だ。

エンジンパワーランキング
【トップ級】
井口佳典、岡祐臣
【上位】
淺香文武、原豊土
【中堅】
森竜也、中村守成、木内敏幸、佐藤旭、高沖健太、今坂晃広、坂口周、新田雄史、松本庸平、西川昌希、中嶋健一郎、澤大介、黒崎竜也
【下位】
三宅爾士、後藤孝義、浜野孝志、星野太郎、東本勝利、岸本雄貴