多摩川
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三角哲男が逃げて今年V4!
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今年のラストレース「多摩川カップ」の優勝戦。1号艇は地元選手が集まる今開催のなかでも当地の実績はトップの三角哲男。イン戦の強さも折り紙つきで断然の人気を集めた。機力的には伸びでカドの乙津康志が優勢。実戦足光るベテラン藤井定美も上位の舟足。来年総理杯出場へ優勝したい桐生順平は6枠でやや遠い位置に…。進入は落ち着いた枠なり3対3。全体に遅めのスタートで2コース大澤普司がヘコむ形。隊形的には良くはなかった三角だが、インから握って後続を突き放す。このまま2Mを先に回って優勝を決めた。展開を突いてまくり差した乙津が2番手で追走するが、道中全速連発で桐生が2周2Mで乙津を捕らえて2着逆転。優勝はならなかった桐生だが、意地のレースを見せてファンを沸かせた。三角は多摩川では通算12度目の優勝、今年はV4で終えた。平凡機を仕上げての優勝で、「当地の鬼」をみせつけたシリーズとなった。