イン今村暢孝が逃げて今年5V!!

12月30日、「日本モーターボート選手会会長杯争奪2012年末ファイナル」の優勝戦が行われた。進入で動きを見せる選手はおらず、枠なり3対3のゆったりとした待機行動。カドの吉永則雄がトップスタートを決めてのぞいて行く。さらに、2、3コースの益田啓司、亀本勇樹がやや遅れをとり、インの今村暢孝は中へこみの隊形でやや不利となる。それでも伸び返してきた益田が吉永をけん制。その間に今村が1マークをきっちり回ると、後は5つのターンマークを回るだけの独走劇となった。

2番手も一番差しの益田が獲り切ったが、3着争いは亀本、吉永、倉尾大介と3者が絡む大混戦。しかし、この混戦も2周1マークで大競りを演じた吉永、倉尾をしり目に、亀本が小回りで抜け出して決着。3連単1-2-3は1020円、2番人気の本命決着となった。

びわこの2012年最終シリーズは、今村が今年5優勝目を決めて締めくくった。表彰式ではファンとの撮影に笑顔で応え、充実の表情を見せた今村の来年の活躍にも期待したい。