住之江
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山崎智也が賞金王初戴冠!!
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「クリスマス寒波」で真冬に近い冷え込みの中、「第27回賞金王決定戦競走 賞金王決定戦 賞金王シリーズ戦」は、24日の11Rで「シリーズ戦」、12Rで「決定戦」と、それぞれの頂上決戦が行われた。
「決定戦」に先立って行われた「シリーズ戦」では、篠崎元志がイン圧勝劇でSG初Vを飾った。予想通りに西島義則が思い切って前付けに出たが篠崎もインは譲らない。その篠崎がコンマ11のトップS。カドから池田浩二が攻めたが、それでも篠崎が1マークで豪快ターンを決めるとBS一気に突きぬけた。湯川浩司が池田を制して2着をキープ、3着は池田。
シリーズ戦の興奮も醒めやらぬうちに、真打ちである「決定戦」がナイター照明が点灯される中で始まった。松井繁の起こし位置は、2マークのターンマーク横で、ゆったりした進入。Sは6艇ほぼ同体、松井は先マイ態勢で井口佳典は引いて差し構え。そこへ山崎智也がまくり差し。BSでは内に山崎、外に松井で併走。そして山崎が2マークで先手を奪うと、最後までトップを譲らなかった。
山崎は賞金王決定戦10度目の挑戦で初の栄冠に輝いた。これで山崎はSG7度目のV、通算では64度目のVとなった。