黒崎竜也、スタート勝負は封印

安定した航跡で好位置に付けている黒崎竜也。機歴評価(10段階)で「4」の46号機ながら、水準以上に仕上げている。「ドリーム戦もそうだけど、2日目6レースも回り過ぎで合ってなかった。それでも足は悪くないですよ」とニッコリ。「淺香文武さんの出方は凄いけど、自分のもバランスが取れて中の上はあるし、このエンジンを考えたら上出来でしょう」と納得している。

ただ、スタートに関しては慎重な様子だ。「これまで半年に1本は必要経費だったけど、来年は年1本にしないとね」と決意。それは、地元の津でチャレンジカップが開催されるからだ。「1月はGIが2節も入っているし、スタートで勝負する時はいくらでも来るハズ」と将来的なビジョンが明確なだけに踏み込みが甘くなるのは仕方がない。今節の黒崎はガツンと一発というイメージよりも堅実にさばくレースに徹するか。

エンジンパワーランキング
【上位】
中澤和志、淺香文武
【中堅】
黒崎竜也、鈴木博、梶野学志、星野太郎、宮迫暢彦、本吉正樹、内田貴士
【中堅】
江夏満、吉田健太郎、小畑実成、加瀬智宏、松尾宣邦、川原正明、寺本昇平、大谷直弘、福田理、武重雄介、鶴本崇文、寺嶋雄、原豊土、入沢友治、村田敦、大場広孝、鈴木峻佑
【下位】
小宮淳史、汐崎正則、高塚清一、茂垣達也、関根彰人、大須賀友