ボートレース琵琶湖

琵琶湖

守田俊介が執念の逆転でV5達成!!

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

「JLC杯 開局20周年記念」の優勝戦が、小雨が降りしきる気温6度の寒いなかで行われた。絶好枠には地元の守田俊介。今シリーズは機力の援護がなく、さらに早々に事故もあって苦しい戦いを強いられたが、何とか準優に進出。そこで3コースから目の覚める強ツケマイを決め優勝戦に勝ち進んだ。さらに他の2つの準優でもインが次々と敗れ、地元のエース・守田に優勝戦1号艇が巡ってきた。前日の準優はイン全滅となったが、最終日は朝から優勝戦までで5本のイン逃げが決まり、2つの選抜戦もきっちりイン逃げが決まっているのも守田にとっては心強い流れ。ここは負けられない一戦となった。

枠なり3対3の隊形で優勝戦が開始。インから守田は1艇身残しのトップスタートを決めるが、他5艇は揃ってコンマ20台とやや遅め。スリット上では守田の優勝は決まりと思えたが、遅れ加減のスタートながらそこから勢いよく伸びたのがカドの島川光男と大外6コースの石塚久也。守田のイン先制が少し慎重になったところを島川が差した。次の瞬間、その両者の間隙を石塚がまくり差しであっという間に突き抜けて先頭に躍り出た。

その後方に島川と守田が並走という形。しかし2Mで先マイする石塚がわずかにキャビると、そこを鋭いハンドルで守田が差し返し完全に石塚を捕らえた。2周1Mでは石塚の攻めを難なく防ぐ絶妙のターンでがっちり首位をキープした守田が、地元ファンの声援に応え、逆転で今年5回目の優勝を飾った。

6コースからいったんは完全に先頭を走りながら悔しい逆転負けを喫した石塚が2着。そして3着には中村裕将との激しい争いの末に最終ターンで内を突いた島川が入り、大激戦となった優勝戦も結果的には3連単1-6-4で2330円と人気寄りの配当となった。