角谷健吾がドリーム逃げて快勝!

時折雨もぱらつく、どんよりとした曇り空の下で初日の幕を開けた桐生「下野新聞社杯」。初日の注目カード12Rドリーム戦は絶好枠の角谷健吾がきっちりインから逃げ切りを決めて快勝。前半7Rの3着敗退を挽回した。DR2着には好エンジンを駆る三井所尊春が、追いすがる北村征嗣に競り勝って入着、この日1、2着の好スタートを切った。また11Rを押し切った吉川喜継も1、2着と上々の滑り出し。さらには当地のエース機22号を駆る大久保信一郎と牧宏次に松村康太も1、3着とまとめている。

確かに当地の看板エンジンの三井所、大久保ともに、もちろん上位級のパワーはあるが、「断然」や「どうにもならない差がある」というほどではなさそうで、展開次第では伏兵勢の台頭があるかも知れない。

2日目以降で注目しておきたいのは、ドリーム戦で先行する三井所を一旦は捕まえた北村正嗣。あの鋭い出足は魅力十分だ。また吉田健太郎も目が離せない存在となりそうだ。

エンジンパワーランキング
【上位】
三井所尊春、大久保信一郎
【中上級】
野長瀬正孝、牧宏次、角谷健吾、吉田健太郎、吉川喜継、松村康太、河村了、山崎毅、長畑友輔
【中堅】
前田健太郎、北村征嗣、向達哉、松井賢治、後藤孝義、大澤普司、関谷聖二、柴田光、中野秀彦、谷口健一
【中下級】
高沖健太、沼田嘉弘、伊藤喜智、鈴木猛、岡本猛
【下位】
柴田哲男、深澤達徳、中谷有希