ボートレース戸田

戸田

選抜は吉永則雄がまくり差しで勝利!

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水面コンディションは晴れ、気温は19℃近辺とこの季節にしてはやや高めで風はほぼ無風。決まり手は逃げ3本、まくり4本、差し3本、まくり差し2本、抜き0本。万舟券は5本と、前節の本命バトルの反動かやや荒れ加減だった。

初日注目だったメーンの戸田選抜戦は、枠なりの3対3の進入。インからは谷津幸宏がコンマ10とトップタイミングで踏み込んだが小畑実成橋本久和の2、3コースが中ヘコミという状態。1Mはイン谷津は遅れ、全速の橋本と合わせて回って艇が流れてしまう。この間隙を逃さず、カドからコンマ11仕掛けた吉永則雄が見事なまくり差しで白星を飾った。2着は最内を差した田中豪。3着は2Mで山田豊が、谷津を制して入線している。

選抜勢の機力状況だが、勝った吉永は隊形とスタート勝ちという状況でエンジンは「どの足も良くない。正直厳しい」という状態。確かにカドから仕掛けていたにも関わらずスローの橋本に半艇身近く伸び返されているだけに、伸び不足は明らかなところ。2着の田中と3着の山田は出足系はいい状態。田中は「返ってくる足なんかは結構いいですよ」と、さばき足は気に入っている様子。橋本は伸び寄りで、初日はややレースが粗かった印象。谷津と小畑は中途半端な伸び型で、実戦での足が甘そうだ。

一般予選組では古場輝義新良一規のベテラン勢が、2連対発進と善戦している。

8日がデビュー日となった清埜翔子。レースではまくり差し気味のハンドルも、1Mもまれて5着という内容。「少し艇の前が浮く感じで、思った感じではブン回せませんでした。不完全燃焼です」と苦笑い。ホロ苦いデビュー戦とはなったが、念願のプロデビューで敗戦後も表情に落ち込んだところはなしだった。エンジン自体も良く、水神祭を狙った今後の活躍に期待したい。

エンジンパワーランキング
【設定⑥】(最上位級)
遠藤エミ
【設定⑤】(上位級)
小野信樹、新良一規、長谷川親王、橋本久和
【設定④】(中堅上位)
山田豊、久田敏之、宮武英司、谷津幸宏、古場輝義、浅見宗孝、鳥居塚孝博、品田直樹

※設定とはパチスロ用語です。