ボートレース琵琶湖

琵琶湖

山田豊がカド強襲で豪快V!!

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「新・近江戦国絵巻シリーズ第四戦~激闘!! 関ヶ原決戦」の優勝戦、「天王山への道第四幕」は、穏やかな追い風の中で行われ、地元のベテラン・山田豊がカドから鮮やかなまくりを決めて、地元14度目の優勝を飾った。

レースは3対3の枠なり進入で開始され、スリットでは2コースの川島圭司とカド4コースの山田の地元コンビが素晴らしいスタートを決めた。インの山崎哲司、3コースの笠原亮がわずかに遅れたものの、アウトの石田政吾金子龍介を除く内4選手はほとんど横並びの状態。

そこからカドの山田が迷いなく全速戦に出る。2コースの川島はやや中途半端になり、3コースの笠原はスピードを緩めず決め差しのハンドル。しかし、山崎に抵抗する場も与えず、山田が一気にまくって先頭に躍り出た。鋭く差し込んだ笠原がこれに続く。後方では山崎と川島がボートをピタリと合わせ、激しく3番手を争う。しかし、スタートで後手にまわった石田が最内を伸ばして2マーク内有利にさばき、3番手に浮上。ここで上位3艇の順位が確定的になった。

今シリーズは序盤からトップ級のパワーでリードしてきた山田。しかし準優では笠原に差し切られて2着に甘んじただけに、表彰式では「嬉しいですが、正直ほっとしました」と準優の雪辱を果たしたことに言及。かつて無敵と言われた地元エースが、通算14度目となる地元優勝を、その全盛期を彷彿させる豪快なまくりで決めた。