関東巧者の江夏満が得点率トップ!

2日目は朝から悪天候。1Rから降り続けた雨は12Rでもやまず、全レースが雨の中で行われた。気温も前日より低下し、12Rで12℃まで冷え込んだ。風は弱く、水面状態は良好。3日目は強風も予想され、安定版がつくことも考えられる。桐生おなじみの「日替わり」調整に各選手は頭を悩ませそうだ。

穏やかな水面とは裏腹に、2日目の配当は荒れた。逃げはわずか2本で、3連単の万舟券は4本。人気薄の女流コンビ・森岡真希、長田光子がワンツーを決めた5Rは3連単7万円を超えた。

さて、3日目は予選最終日。準優18枠への勝負駆けが行われる。2日目を終えて得点率トップに立つのは江夏満。「関東が大好き」という彼らしく、今節も大躍進。足はやや下降したが、それでも中堅上位は十分。王道パターンでのVも視界に入る。

以下は2位・白水勝也、3位・土屋智則、4位・原田秀弥、5位タイ・一瀬明、中村尊、7位・仲口博崇、8位・倉尾大介、9位・堤昇、10位タイ・柏野幸二、藤田竜弘、津久井拓也と続く。得点率ボーダーを6.00と想定すると、倉尾を除く上位9人が無事故完走で当確となる。

舟足で圧倒するのは白水だ。特にスリット付近が抜群で、F2のハンディを補って余りある力強さを見せている。地元の土屋もいい仕上がり。伸び中心にバランス取れて上位級。ほかでは、一瀬、倉尾らがいい動きだ。シリーズの主役・仲口も上向きで、予選最終日の得点率浮上を虎視眈々と狙う。

なお、3節連続V中だった武田光史が負傷悪化のために途中帰郷した。

エンジンパワーランキング
【上位】
白水勝也、土屋智則
【中上級】
一瀬明、鳥居塚孝博、倉尾大介、江夏満、原田秀弥、中村尊、大橋庸志、富永修一、関裕也、長田光子、森岡真希、松本晶恵
【中堅】
村上信二、池本輝明、松堂留美、久保田美紀、高柳成聡、柏野幸二、笠野友紀恵、仲口博崇、堤昇、長谷川充、一宮稔弘、森貴洋、向後龍一、小倉康典、小松卓司、藤田竜弘、金田大輔、松本弓雄、永嶋裕一、津久井拓也
【下位】
村田敦、表憲一、瀬川公則、前野竜一