江夏満が初日5、6枠で連勝発進!

初日は気温17℃でスタートしたが、ナイター照明がついてから徐々に冷え込み、12R桐生ドリーム戦では13℃まで低下。レース内容は前半と後半で大きく異なり、7Rまでにまくりが5本も出現したものの、8R以降は逃げが4連発。結局、まくり5本、逃げ5本、まくり差し1本、抜き(競り勝ち)1本という決まり手となった。

注目のドリーム戦は江夏満が5コースからまくり差して快勝。前半5Rでも「選手になって初めてかも?」という豪快な6コースまくりで勝利しており、5、6号艇の不利枠での価値ある連勝となった。足は出足型で、回った後の押しに本人も納得。自他共に認める「関東巧者」が今節も大暴れだ。

初日もう一人の主役は白水勝也。F2でS行けない身ながら前半7Rは2コースからコンマ08のSを決めて、まさかの先まくり快勝。さらに後半11Rのイン戦もコンマ14のSをきっちり入れて逃げ切った。行き足が強力で、S控えてもスリットでグイグイ出て行く足に助けられている感がある。7Rでまくられた表憲一も「白水さん、出てますね」と脱帽していた。

地元の若きエース・土屋智則はドリーム戦1号艇で敗れたが、なんとか2着に踏みとどまり、初日2、2着と最低限の成績は残した。

足の仕上がりは、初日連勝コンビの江夏、白水が上位級。松本晶恵が行き足～伸びが抜群だ。3場所連続V中の武田光史、前節V機の倉尾大介に加え、鳥居塚孝博、大橋庸志、富永修一、関裕也も足は上々。

一方、村田敦、長谷川充が劣勢。F2の柏野幸二も足は目立たず苦しんでいる。

エンジンパワーランキング
【上位】
白水勝也、江夏満、松本晶恵
【中上級】
一瀬明、武田光史、鳥居塚孝博、倉尾大介、大橋庸志、富永修一、関裕也
【中堅】
村上信二、池本輝明、松堂留美、久保田美紀、高柳成聡、柏野幸二、笠野友紀恵、仲口博崇、堤昇、一宮稔弘、森岡真希、森貴洋、原田秀弥、前野竜一、中村尊、向後龍一、小倉康典、小松卓司、藤田竜弘、金田大輔、土屋智則、松本弓雄、永嶋裕一、津久井拓也
【下位】
長谷川充、村田敦、表憲一、瀬川公則、長田光子、大須賀友