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S展示でもそうだったが、本番も②大嶋一也がインを狙うそぶりは見せなかった。進入は実にローペース。こうなれば①柳沢一に怖いものはない。Sは②大嶋がスリットから若干のぞいたが、①柳沢の機力を持ってすれば慌てることはない。1マークは余裕の先マイに出ると、BSは一気に突き放して早々とVを確定づけた。
この優勝は柳沢にとって初の完全Vであり、総理杯の切符にリーチをかける今年4回目のV。当然本人もうれしさ人一倍だろうが、残り2ヶ月半の勝負も気になるところ。今後も柳沢から目が離せない。
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