予選トップ通過はオール2連対の山崎毅!

予選ラストも潮と風がぶつかり終日安定板が装着、7～9Rでは2周戦でレースが争われた。安定板がついたことで外枠勢は不発傾向となり、スロー勢の勝ち星が10本(うち1号艇は6勝)。万舟券は2本飛び出した。3日目までと同様に、水面が荒れてこの日も事故が多発。帰郷者も続出してシリーズを通して8人がFで賞典除外、5人が途中帰郷とまさにサバイバルレースの様相なったが、そんな中で激戦レースを勝ち上がったベスト12が出揃った。

予選トップ通過は4日目2、1着とまとめ予選をオール2連対で終えた山崎毅。実戦足を中心に上々気配で準優12Rでも断然の人気を集めそうだ。ただ、この12Rは山崎を含めて「今節はスタートが全然分からない」という選手が多くそろった印象。スリットで出し抜く選手がいれば大荒れの結果になる可能性も。

11Rも伸び抜群の富山弘幸が人気の中心となりそう。ただ、4日目同様に水面が荒れれば地元の川名稔や6枠でも波のこなしは艇界屈指の北川幸典などもいて波乱の要素は十分。特に北川は「安定板がつけば足は抜群になる」と水面が荒れた方がチャンスは広がりそうで…。初代・江戸川名人を決めるファイナルへ誰が勝ち上がってくるのか。目の離せない準優2番勝負に。

なお、4R1号艇の荘林幸輝、2号艇の三宅爾士がFのため、11R2号艇の篠原俊夫が負傷のために欠場となった。最後に、準優日も潮と風がぶつかる予報で、開催の有無についてはご確認を。

エンジンパワーランキング
【超抜】
河野武士
【上位】
山崎毅、木下繁美、陶山秀徳、富山弘幸、川名稔、矢野素也
【中堅】
北川敏弘、松野京吾、原義昭、北川幸典、鈴木敏裕、藤井定美、古場輝義、近藤幸男、村田孝雄、松本真吾、荘林幸輝、柾田敏行、井坂友則
【中堅】
関忠志、國浦英徳、角川政志、森脇徹、鈴木唯由、中村裕将、原田正己、高橋二朗、館野友良、山口俊英、土屋昭
【中堅】
新良一規、水上浩充、吉田稔、荒川昭、新地雅洋、小泉秀人、谷田昭利、西和則
【下位】
三宅爾士、長谷浩