ボートレース桐生

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樋口由加里が逃げて自身2度目のV!!

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桐生GⅢ「女子リーグ第2戦」の優勝戦が13日に行われ、ポールポジションの樋口由加里(24=岡山)がインから逃げ切って快勝。昨年1月のデビュー初V以来、通算2度目の優勝を決めた。

誰が優勝してもおかしくない混戦シリーズらしく、優勝戦のメンバーは6人中5人がB級。主役級の三浦永理永井聖美長嶋万記細川裕子がみな準優で姿を消し、最後に笑ったのは伏兵・樋口だった。

気温26℃、横風1メートルの中で争われた優勝戦。進入で若干の波乱があった。伸び仕様で一撃を狙った4号艇の地元・松本晶恵がピット離れで遅れ、回り込んで2コースへ入った。進入は14・2・356という変則隊形。松本のピット離れの遅れを知らなかった樋口はやや深めのインとなり「ビックリした」というものの、そこからは冷静だった。コンマ10のSを決め、池田浩美の差し、津田裕絵の全速マイを振り切って1M先マイすると、危なげなく押し切った。2着に津田、3着に松本が入線した。

レース後、樋口は「ホッとしました」と笑顔。これで来年の鳴門女子王座の切符を手にしたが「私は気持ちが弱いので、もっと自信を持っていきたいです」と勝って兜の緒を締めた。