住之江
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寺田千恵、吉永則雄がV!!
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シティーナイター「男女ダブル優勝戦 第7回森下仁丹杯争奪戦」は、最終日の12日に男女それぞれの頂上決戦が行われた。
先陣を切って11Rで行われた女子戦は、圧倒的人気を集めた寺田千恵が逃げ切り、準完全Vを達成した。S展示と同じく枠なりの3対3でスタート。内3艇が早いSを放ち、スリットの時点でダッシュトリオは厳しい展開。トップS(コンマ08)は2コースの鎌倉涼。しかし、寺田もコンマ11の踏み込みを見せ、1マークは先に回る。そこへ鎌倉が鋭い差し。西村美智子もまくり差し。鎌倉の差しが突き刺さったかに見えたが、BSで寺田が突き放し、2マークを先マイ。そのままゴールまで駆け抜けた。寺田はこれが今年初V、通算では41度目(GI2Vを含む)のVとなった。
なお2着には終始、西村美の猛追を抑えた鎌倉、3着には西村美が入り、大本命の決着となった。
続いて12Rで行われた男子戦は、こちらも1番人気に応えた地元・吉永則雄がインから逃げ切り5年3ヶ月ぶりの地元Vを飾った。S展示と同じく3対3でスタート。女子戦とは逆で、ダッシュトリオがいいSを決めた。カドの武富智亮がまくって行こうとしたが、内の森高一真に抵抗され、不発。その隙にインから伸び返した吉永則雄が1マークは難なく先マイ。BSも力強く伸び、あとは独走。地元3度目、通算では25度目のVを飾った。接戦の2、3着争いは、1番差しの渋谷明憲を最内差しの古川誠之が2マーク巧ターンでかわし2着に浮上。渋谷は2周1マークで武富を振り切り3着は死守した。
女子戦は大本命だったが、男子戦は2、3着に人気薄が来たため、3連単は万舟券の決着となった。