ボートレース桐生

桐生

樋口由加里が2度目のVへ王手!

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B級選手が約8割占める今大会を象徴するように、出揃ったファイナル6強のうち、B級がなんと5人! 三浦永理永井聖美細川裕子長嶋万記のA1級がすべて準優で姿を消す波乱が起きた。

準優3番は気温24℃、追い風1メートルという穏やかなコンディションの中で行われた。まず、9Rはインの樋口由加里が逃げ切り、2コースから松本晶恵が差し順走。2連単580円の人気決着となった。波乱は10R、進入で5号艇・井口真弓と1号艇・細川裕子が接触し、細川は6コースへ。両者はSドカ遅れ(井口は出遅れ返還)。結局、インが回ってきた池田浩美が逃げ、6号艇の犬童千秋がバックで浮上し、返還艇がありながら3連単万舟決着となった。11Rでは、節一級の足を誇った4号艇・竹井奈美がS一気…と思いきや、無念の勇み足(F)。竹井の攻めに乗って連動した5号艇・遠藤エミが1着、津田裕絵が2着に入線した。こちらも3連単は万舟券となった。

さて、優勝戦のエンジン相場は松本が総合力でトップ。回り足は遠藤、樋口、津田が光っている。調整が合えば池田の一瞬の足も侮れない。大外の犬童は伸びがいい。

遠藤、津田、犬童が勝てばデビュー初V。誰が勝っても不思議ではなかった群雄割拠の混戦シリーズ。最後に笑うのは果たして?

エンジンパワーランキング
【トップ級】
松本晶恵、竹井奈美
【上位
原田佑実、津田裕絵、大澤真菜、樋口由加里、矢野真梨菜
【中堅
香川素子、池田浩美、永井聖美、細川裕子、西坂香松、井口真弓、犬童千秋、藤堂里香、真子奈津実、小野生奈、遠藤エミ、今井美亜
【中堅
三浦永理、堀之内紀代子、古賀千晶、長嶋万記、平田さやか、鈴木成美、喜多那由夏、木村沙友希、滝川真由子、仁科さやか、深川麻奈美、川野芽唯、櫻本あゆみ、渡邉優美、藤原菜希
【下位
茶谷桜、廣中智紗衣、加藤綾