ボートレース琵琶湖

琵琶湖

福島勇樹が差し返して逆転V!

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

「第27回オールニッポン選抜戦」の優勝戦は、終盤に風向きが変わり、緩やかな向かい風の中で行われた。前日の準優勝戦で、インから唯一逃げ切って優勝戦に駒を進めた福島勇樹が1号艇となり、2、3号艇には川上聡介片岡雅裕でここまでがスロー、カドには4号艇の初優勝が懸かる竹本太樹、そしてアウトにはびわこは連続優出となる長尾章平と、同じくびわこ連続優出でこちらも初優勝が懸かる牧原崇と並び、すんなり枠なり3対3の隊形で優勝戦が開始された。スリットではインの福島がコンマ10のトップスタートを決め、軽快に先制ターン。好位勢はやや攻めあぐね、福島のイン逃げが決まったかに見えたが、まくった片岡と差した川上の間隙を、5コースから飛んできた長尾のまくり差しが突き刺さる。しかし2Mでは先取りした長尾を、今度は福島が内を差し返す。

2周ホームではこの両者が再びぴたりと並んだが、2周1Mを内有利に福島が長尾を振り切って形勢逆転、首位をもぎ取った。長尾は惜しくも2位。3位には差して粘りこんだ川上が入り、1-5-2は1,570円と人気サイド(4番人気)の決着となったが、息詰まるデッドヒートとなり見応えたっぷりの優勝戦となった。なお、福島は今年2回目、通算では20回目の節目となる優勝となった。