S巧者・山田哲也がまさかのF

強めの追い風が吹き徐々に水面が荒れて6Rから安定板、9Rからは2周戦で争われた初日の競走水面。水面同様に配当的にも荒れ傾向で、イン逃げはわずか3本、3連単万舟券が4本飛び出すなど波乱の幕開けとなった。追い風に追い潮が重なりスタート勘にも狂いが生じた選手も多く、屈指のスタート力を持つ山田哲也も1走目でフライングを喫しまさかの賞典除外に…。

荒れ水面の中で行われた初日注目の江戸川選抜戦は、2コースから熊谷直樹が差したかに見えたが、断然の人気を集めた石渡鉄兵がバックで強烈に伸びて2M先取り。前節優勝機のモーターパワーを存分に発揮しての白星発進に。その石渡が現状では機力1強ムードだが、石渡に競り負けた熊谷も相手が悪かっただけ!?

熊谷を含めた選抜組はそれぞれ戦えそうな気配は十分にあるといって良さそうだ。選抜組以外では伯母芳恒、三角哲男、桑原将光らが上々の気配。一方で、若林将、福来剛らは現状で中堅がいっぱいの舟足。ワンランク上の舟足を狙っての調整が続くことになりそうだ。

なお、3R1号艇の遠藤晃司、2号艇の荒井翔伍、4号艇の前沢丈史に、6R2号艇の山田がフライングのために欠場となった。

エンジンパワーランキング
【超抜】
石渡鉄兵
【上位】
飯山泰、三角哲男、熊谷直樹、伯母芳恒
【中堅】
濱野谷憲吾、齊藤仁、桑原淳一、桑原将光、山来和人、桑島和宏、増田進
【中堅】
山田哲也、作間章、福来剛、高橋英之、大池佑来、原田通雅、鈴木猛、内山文典、尾形栄治、前沢丈史
【中堅】
若林将、荻野裕介、池田雷太、高橋直哉、深水慎一郎、行谷吉範、久保隆、田上晋六、飯田清
【下位】
村上祐次