ボートレース琵琶湖

琵琶湖

地元の馬場貴也がカドまくりV!!

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昨年度、当地で開催され好評を博した「近江戦国絵巻シリーズ」が装いも新たに「新」とつけられて再登場。本年度の「新・近江戦国絵巻シリーズ第1戦」の優勝戦が2日行われた。

この日は朝の第1レースから30度を超す厳しい暑さの中で、文字通り熱戦が繰り広げられたが、優勝戦を迎えた午後4時台もまだ気温は32度、追い風4mという条件のもとで勢いよく6選手がピットを飛び出した。

スタート展示と同様に6号艇の江口晃生が大きく回り込むも、やはりスタ展同様に1号艇の草場康幸がしっかりインを主張。3コースにはいよいよこの夏、SG解禁となる岡崎恭裕が入り、ここまでがスロー戦。ダッシュ3艇は、カドに地元期待の馬場貴也、5コースには予選トップのシリーズ・リーダー、準地元の勝野竜司、そして最アウトには優勝戦の紅一点、遠藤エミが馬場と同じく地元ファンの声援を受けて登場。

3対3の隊形でレース開始。スタートを決めたのはカドの馬場と大外の遠藤の地元両者。ともにコンマ0台後半の早い飛び出しだ。対する内勢はインの草場と2コースの江口がともにコンマ20台と立ち遅れ、岡崎も1艇身残しの隊形。そこを馬場が一気に握りこんでカドからまくって出る。さらに大外の遠藤が二段まくりでその外を行く。馬場にまくられゴチャついた内3艇の中から江口が何とか抜け出して追走するも、早くもまくった馬場が独走態勢に入る。2Mを江口がやや慎重に2番手ターンも、そこを外から外へ再び全速ターンの遠藤が力強くグーンと前に出る。パワーに乏しい江口は抵抗できず3位に後退。2周目のスタンド前を馬場、遠藤の地元コンビがワンツー態勢を固めて軽快に通過。

馬場は今年3度目の優勝。2着に紅一点の遠藤が食い込み、3着に江口。地元ワンツーを決めた3連単は66番人気で15,130円の高配当となった。