選手間でも注目の入澤友治

初日から3日間の順延がありながらの今シリーズもいよいよ優勝戦を迎えることに。最後の最後までもつれた優出争いは、予選ラストの12Rで1着なら優勝戦1号艇だった地元の福来剛が1Mまくり差して先頭に抜け出すも、2Mで山下和彦に痛恨の逆転を許し2着惜敗。着位数の差で前日までの得点率トップだった黒崎竜也がポールポジションの優勝戦1号艇を手にした。

1号艇から並びは黒崎、福来、山下、入澤友治、伊藤将吉、生方厚成の並びとなったが、この優勝戦メンバーの中で選手間でも注目を集めるのが4号艇の入澤。前回の周年では森秋光が優出した23号機を味方に今節は大暴れをした入澤。特に目を引くのが伸び足で、スリット後の伸びは節イチの評価といっても過言ではないほど。福来や生方ら優勝戦メンバーからもその伸びには一目置かれており、カド受けとなった3号艇の山下は優勝戦の枠を見て「微妙…」と思わずもらすほど。その入澤自身も「エンジンが本当にいい」と足には納得顔。抜群の伸びが生かせる4号艇…入澤の動向次第では大波乱の決着も十分にありそうな優勝戦となった。

なお、4日目4R、4号艇の田上晋六がフライングのために欠場に。

エンジンパワーランキング
【超抜】
入澤友治
【上位】
福来剛、黒崎竜也、秋元哲、吉村誠、伊藤将吉
【中堅】
生方厚成、岩瀬裕亮、松井賢治、北野輝季、野口勝弘、幸本誠、佐藤翼
【中堅】
山下和彦、安田政彦、田上晋六、片岡雅裕、古川誠之、松下潤、草場康幸、渡邉英児、中村格、奥田誠、沼田克彦
【中堅】
桑島和宏、十河伸吉、抹香雄三、坂口明義、田中雅文、萩原知哉
【下位】
松本英夫、宇田川信一