ボートレース戸田

戸田

大逆転劇で仲口博崇が戸田初V!!

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コンディションは晴れで気温は31℃付近、追いでやや強めの風。決まり手は逃げ2本、まくり3本、まくり差し3本、抜き4本。万舟券は久々に5本。終盤は風の影響もあってか4連続万舟、11Rでは佐野がまくり差して9万舟券も提供と荒れた一日。最近やや堅い傾向にある戸田だけに、久々に穴党は潤った一日かも。

さて優勝戦、準優の雪辱を期す5枠・仲口博崇、堅いレース取りで好着まとめ1枠をもぎ取った柳瀬興志。地元の飯島昌弘滝沢芳行コンビ。初優勝をかけて挑む新鋭の永嶋裕一宮地元輝という構図となった。

優勝はまくり差し先行する宮地を2周1M鮮やかな切り返しで退けた仲口が飾った。2周ホームでは3艇身少々と絶望的な差をひっくり返してのミラクルな優勝劇だった。

仲口は新ペラ制度後、好調なレースを見せている。「もう一度一番上の舞台で戦う」という闘志をシリーズ中に記者達にも口にしており、レースぶりにも妥協がなかった。僅かに敗れた宮地も今節は快スタートを連発し、成長ぶりを十分にアピールしていたが、優勝を意識して僅かに堅くなった2周1Mの隙を、仲口の執念のターンに突かれ、大きな星を逸してしまう格好となった。

3着はイン立て直して最後は宮地を追い詰めた1枠の柳瀬で、優勝戦は5-6-1で3連単は13,660円の高配当決着。

仲口はこれで今年は9優出V3。通算ではV56。戸田では初優勝となった。