須藤博倫が通算1000勝飾る

4節前の三国で悲願のGI初制覇、近況の充実ぶりも抜群な須藤博倫が2日目1回乗りの10R、3コースから伸びて先まくりを打った塚田修二を4カドから鮮やかにまくり差して一気に突き抜け通算1000勝を飾った。66号機は33.8％だが、元々行き足を中心にいいモーターでその通り力強い。課題のターンで滑る感じも2日目は良くなっていた印象で、レースぶりは瓜生正義以上と言っていい。

その瓜生は初日後半の多摩川選抜戦をイン速攻で制している。ただそれ以外の3走は相手と枠番の兼ね合いで外寄りからのレース。やはり外では展開に左右される面があるが、行き足のいいエンジンで本人も納得の手応え。機力的には全く心配はない。

2日目連勝したのは笠原亮、2、1着とまとめたのが赤岩善生。ともにいい方のモーターで、調整にリズムと初日以上にグンと上向いている。

選抜メンバー以外では打越晶がいい動き。新制度になって当たっている選手の1人で、近況のリズムを今節も続けている。

なお、福来剛が公傷のため3日目より帰郷となった。

エンジンパワーランキング
【上位】
瓜生正義、須藤博倫、松浦博人、笠原亮、赤岩善生、打越晶
【中堅】
飯山泰、尾崎鉄也、齊藤寛人、宮本裕之、今泉徹、落合敬一、関道、水野要、三原司、入澤友治、塚田修二、宮内由紀英、長谷川雅和
【中堅】
西山昇一、島川光男、芝田浩治、佐藤旭、新井亨、谷村啓司、関忠志、木村浩士、後藤孝義、長野道臣、齋藤勇、山崎康弘、松本功
【下位】
田中節男、牛田祥二