予選トップ通過は鈴木賢一!

「三上山競走」は準優勝戦へ進む18名が決まった。

3日間の予選をトップで通過したのは、ただ一人4勝を挙げた鈴木賢一。2位は3連勝をマークした武田光史。3位には佐口達也と小林晋が同率で並んだが、期別勝率順という内規により佐口が3位、小林が4位となった。佐口はこれにより上位の鈴木、武田とともに準優1号艇をゲット。惜しくも準優1号艇を逃した小林は、佐口と同じ準優10Rの2号艇となり、両者のバトルが注目を集めそう。

その小林の強い味方は、前節で地元の川島圭司を初優勝に導いた44号機で、今節も日増しにパワーアップしている印象だ。一方の佐口も3日目には上位級の足を見せるなど、こちらもグングン良化気配。

3日目は3人もの連勝者が出たが、そのうちもっともベテランの大井崇夫はパワーの上積みに成功したのが顕著だが、残り2人の牧宏次と長野壯志郎はそれぞれ良化は示すも、まだまだ上位と比べるとパワー面では物足りないだけに、過信は禁物だろう。

すでにエンジンは完調ムードの鈴木と武田、さらに11Rで鈴木に挑む水上浩充、眞田英二、中田元泰の上位パワー勢はいずれも気配落ちは感じられず、快調そのもの。また、仲口博崇と佐藤大介は辛うじて予選を通過し面目は保ったが、パワー劣勢は明らかだけに準優も厳しい戦いとなりそう。

むしろ穴っぽいのは地元女子の遠藤エミで、こちらは上位勢に迫るパワーだ。

エンジンパワーランキング
【トップ級】
鈴木賢一、水上浩充、中田元泰、小林晋、眞田英二、武田光史
【上位】
佐口達也、遠藤エミ、大井崇夫、山田豊、田中健太郎、吉永則雄、松本英夫、田上直樹、牧宏次、石田章央
【中堅】
北岡淳、吉田弘文、鈴木貴司、萬正嗣、金子勝利、松下潤、長野壮志郎、水口由紀、渡三紀、山田雄太、佐藤大介、中村格、仲口博崇、森岡真希、池田明美、古川誠之、冨成謙児、夏山亮平
【下位】
納富一樹、大釜謙一郎、赤峰和也