石野貴之が人気に応えて逃げ切り優勝!!

水面コンディションは晴れ、気温は24℃近辺で風はほぼ無風。決まり手は逃げが6本、まくり1本、差し1本、まくり差し0本、抜き3本、恵まれ1本。万舟券は1本。カド不発でスローが先に回る形が続き、実力者がインに入ると多少隊形が悪くても、割りと逃げきってしまうケースが多かった。エンジン素性の良さが目立つ印象なので、次節もその点には留意したい。

優勝戦、人気は快速の1枠・石野貴之1本かぶり。注目のコース争いだが、赤羽克也が宣言どおり鈴木幸夫の前付けに抵抗。進入はスタート展示が1235カド46。本番は濱村芳宏がたまりかねてセンターへ動き、1352カド46の並びとなった。

1～3コースの起こしは深く、100m付近。スタートは、この展開を待ってましたとばかりに、吉田拡郎がカドから張り込みコンマ07トップスタート。吉田はそのまま絞って、まくり優勝と思われたが…1M案外な程に舟が流れてしまう。この間にイン石野が立て直して難なく優勝。2着は差した濱村を2Mで市川哲也が張って回り、この間に吉田が差しての入線だった。

石野は今年V4。通算では21回目の優勝となった。