準優3番、12R上平真二が堅い

新モーター、新ボート導入の「九州プロレス杯」は4日間の予選を終了。30日は後半3個レースにおいて準優勝戦を行う。

トップ通過は梶野学志。前日までの寺田千恵は不良航法の減点をつけて後退。代わって2位に上平真二、3位に益田啓司が上がってそれぞれ準優1枠を獲得した。

10Rは益田が高いイン勝率を誇るし、何よりスリットが揃いそうな顔ぶれというのが心強い。先マイ中心だろう。パワーの岡村仁が波乱を起こせるか? といったところ。

11Rは予選トップ通過の梶野。4Rを2着以内なら上平の着順に関係なく予選1位の座を確定できる。となれば、ここは勝てば優勝戦1枠。前づけもある番組で進入から予断を許さないが、奮起の速攻で存在感をアピールしたい。

梶野を差し置いて12Rに抜擢された上平に、逆らいづらい気もする。データでは今年のインは31回で25勝、2着6回。完全無欠の数字を残しているからだ。絞れば寺田、吉田健太郎となるが、足のある福島陽子、実力者の坂口周、室田泰史と、連下争いはかなりの激戦模様かも…。

エンジンパワーランキング
【大威張り優勝級】
寺田千恵、上平真二、梶野学志、岡村仁
【狙える元気印】
陶山秀徳、吉田稔、佐藤幸子、野中義生、池田雷太、福島陽子、桑原啓、後藤孝義、村上純、吉田健太郎、益田啓司、岡谷健吾、野相弘司
【白旗寸前かも】
中島浩喜、加藤雅之、松田和久、山本光雄、川上聡介、川野芽唯、前田梓