ボートレース桐生

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連勝の河合佑樹が予選トップで準優絶好枠ゲット!

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4日目は20℃前後、向かい風3~5メートルというコンディションで行われた。準優18枠をかけた勝負駆けは最後の最後までもつれる展開となった。

4日目9Rで岩瀬裕亮は不良航法を取られて大きく順位を落とし、準優は大外枠となった。それでも「これを受け止めて悔しさをぶつけたい」と気持ちを切り替え、ピット離れ仕様への転換も視野に入れている。また、同10Rで秦英悟も同じく不良航法を取られ、こちらは無念の予選落ちとなってしまった。

そんな中、予選トップ通過を果たしたのは河合佑樹。4日目はカドからのまくり差しと2コース差しで連勝をマーク。「乗り心地と舟の向きは納得していないけど足はまとまっている」。中堅上位は十分だ。2位の西村拓也、3位の磯部誠もそれぞれ準優絶好枠をゲット。ともにバランスが取れた足に仕上がっている。

総合的にトップ級なのは和田兼輔。選手間でも「和田選手の伸びには負ける」という声が飛び交うように、行き足~伸び中心に抜群。予選道中でFを切ってしまった末永祐輝も伸びに関してはトップクラスだが、ターン回りを含めた総合力では和田に軍配が上がる。ほかでは川下晃司の一瞬の出足、岩瀬の行き足~伸び、黒井達矢の回り足なども光っている。

実力上位の茅原悠紀篠崎仁志沢田昭宏もしっかり準優に駒を進めた。茅原は「足の比較よりも自分の乗った感触に意識を持って行っている」と、この日もペラを入念に叩いた。篠崎もペラを試行錯誤していたが「どっちつかずで変わらない。足は普通ですね」とイマイチ表情は冴えない。沢田は「足を求めようと思えばナンボでも良くなるが、乗り心地が悪くなる」。なんともストイックにペラを叩く3選手らしい言動と表情。

彼らに関しては、リーグ戦では足はどうあれ旋回力でしのげる。準優でもその「格上さばき」に注目したい。

エンジンパワーランキング
【トップ級】
和田兼輔
【上位
川下晃司、沢田昭宏、末永祐輝、磯部誠
【中上級
藤田靖弘、西村拓也、茅原悠紀、松尾昂明、中嶋達也、新田泰章、野村誠、岩川仁士、河合佑樹、大須賀友、黒井達矢、森野正弘、岩瀬裕亮
【中堅
濱本優一、鈴木峻佑、鶴本崇文、伊藤喜智、田中孝明、津久井拓也、坂口貴彦、秦英悟、松竹大輔、青木玄太、永田郁弥、大池佑来、篠崎仁志、小池公生、金子賢志、江崎一雄
【下位
船岡洋一郎、下出卓矢、三宅健太、田中堅