行き足抜群の長岡良也

抜群級の足になっていた地元の山谷央だったが、3日目後半の12Rで勢い余って痛恨のF、戦線から離脱してしまった。

シリーズここまでの得点率トップに立ったのは初日から行き足が良くオール2連対と大活躍中の長岡良也で元気満々だ。

山谷のFで繰り上がりもあるが、手堅いレースさばきを見せつけているのが大場敏。出足、行き足を中心に自分のタイプ通りに仕上げている。

3位は山本英志で変わらず行き足強く上位のパワー。大場とは同率の位置に。

その山本英をまくり差して初日多摩川選抜を制しているのが松井賢二。鋭いターンができるターン足はいい方と言ってもいい。

山本寛久はピンラッシュとはいかないが、機歴は上位クラスで十分にいいレベル。

6位は待鳥雄紀、ここまで1着はないが、伸び型傾向に課題のターン足がついてきている。

5戦3勝は永嶋裕一で、軽快な乗り心地を活かして7位と善戦中。同じく7位にはベテラン新井敏司、もう少し欲しい様子だが、巧みなコーナーさばきを見せている。

なお、3日目1Rで齋藤竜次がエンスト(責任)、整備不良等により即刻帰郷、後半7R5号艇だったが欠場(責任)。山室展弘が前半負傷し後半10R5号艇を欠場(責外)。公傷のため帰郷となった。

エンジンパワーランキング
【上位】
岩津徹郎、山本英志、長岡良也、山本寛久、山谷央
【中堅】
前田光昭、新井敏司、大場敏、倉尾大介、待鳥雄紀、米田隆弘、上之晃弘、塚崎勝、花井潤、松井賢治、田野邊秀樹、宮田政勝、藤井定美
【中堅】
鈴木唯由、永田啓二、村田浩司、國浦英徳、橋口真樹、豊田訓靖、赤坂等、川上清人、宮地博士、小林茂幸
【下位】
村越篤、長谷川巌、小林一樹、小巻良至