ボートレース若松

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吉川元浩が大外6コースから最内を差し抜けて優勝!!

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吉川元浩が大外6コースから最内を差し抜けて優勝し、GIは2年ぶり14回目、通算では51回目の優勝を飾り、生涯獲得賞金も10億円を突破した。

注目のイン争いだが、S展示から西島義則の前付けに強攻に抵抗した今垣光太郎がガッチリキープ。コースが入れ替わったのはセンター勢で、S展示4コースだった吉川は動けずに6コースとなり、進入スタイルは3対3になった。

岡崎恭裕がSで後手を踏んだうえ、カドが伸びる強い追い風だったこともあり、4コースの中島孝平が伸び切ってのまくり攻め。しかし、あまりにも強い追い風には耐えきれず、大きく飛んでしまった。真っ先に差し抜けそうだった5コースの前田将太は2コース西島に接触して失速、まずその西島が差し抜け、ガラ空きになった最内を吉川が差した。

バックでは西島がややリードしていたものの、2マークまでに吉川が伸びて西島に届き、2マークを先マイ。ここで優勝が確定した。西島は差し返しが届かず2着まで。3番手にいた中島は2マークで失速、今垣がここで3着へと浮上した。

F多発で近況苦しんでいた吉川だが、若松は相性抜群の水面でGIも52周年以来、2回目の優勝。大したエンジンを引いてなかったのだが、日々上昇させたうえ、優勝戦は強い追い風の荒れ水面も味方してくれた。