
多摩川
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新プロペラ制度4節目の4日間短期シリーズの最終日。
優勝戦1号艇は予選トップの一宮稔弘。チルト05で直線はずっと節イチクラス。ただ出足は弱く、「この足でインだと自信はないです」で最終日はチルト0で調整。4号艇にはF休み明けで新制度初だが、日毎に調整を合わせて3連勝、地元で今年V6へ気合の山田哲也。6号艇には倉谷和信、優勝戦のコース取りが注目された。行き足のいいモーターは2号艇の今泉和則。3号艇の坂口周は特長がない足だったが、ターンさばきを発揮できる足。5号艇の萬正嗣のモーターは新制度になってからこの萬で4回使用し3優出の回り足抜群機。
その優勝戦。S展示からやはり6号艇の倉谷が動いてきた。しかし2号艇の今泉も主張。S展示は内3艇深い起こしから126/345。本番もこの進入になったが、S展示ほど深くならなかった。インからS行ったのが①一宮。5コースからは④山田が飛び出した。インの一宮が伸びて先マイしバック先頭に立ったがFコール(返還)。若干前にいたのは②今泉だが、次位は2コースから差した②今泉と外全速で回った④山田がほぼ並走。①一宮はF離脱、2M先マイしたのが②今泉。バック⑤萬も内から伸びてきたが、その間をまくり差しにいったのが④山田。回った後は捕まえそうな勢いだったが、2周ホームで②今泉が外伸びて④山田を振り切り優勝した。
今泉は多摩川3回目の優出で2回目、10年9月の三国以来、通算12回目の優勝を飾った。
なお、最終日12Rで1号艇の一宮がF(返還)となっている。
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