ボートレース琵琶湖

琵琶湖

岩崎芳美がイン速攻で今年初V

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「アクアンビューティー選手権」の優勝戦が23日行われ、インから隙なく逃げた岩崎芳美が今年初、通算15回目の優勝を飾った。

日中は22度~23度と気温の変化もほとんどなく、風も緩やかなそよ風程度と、レース観戦にも絶好なコンディションのもとで優勝戦が争われたが、レースは一瞬にして決着がついた。

スリット上では3コースの新田芳美がわずかに遅れをとったほかは、全艇ほぼ横一線。この時点で機力面に心配のないイン・岩崎の勝利は決まったも同然だった。わずかにヘコんだ新田の外から、カドの角ひとみが勢い良く飛び出すが、1マークに達したときにはすでに岩崎が逃走態勢に入っており、仕方なく角はまくり差しにチェンジする。しかし、機力でも劣勢な角が届くはずもなく、岩崎が力強く抜け出して先頭に。焦点は2位争いに移ったが、パワーにまさる森岡真希が角を抑えていったん2番手に出たものの、コーナー戦に持ち込まれて角にさばかれて3位に後退。パワー劣勢ながら角が技量で逆転2位となり、3連単は1-4-2で1420円と人気サイド(3番人気)でおさまった。

優勝した岩崎は、これが今年初優勝。今年は2月の女子王座でFの勇み足。その休み明けの5月戦でまたもやFと、悪い流れになっていただけに、今回の優勝は大きな意味を持つもの。第15代女王がいよいよ完全復活へ向け、力強く踏み出した。