福岡
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坪井康晴が3場所連続優勝!
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「GI福岡チャンピオンカップ開設59周年記念競走」優勝戦。
レースはインから坪井康晴、濱野谷憲吾、前付けの白水勝也、三嶌誠司、カドに引いて中村有裕、湯川浩司の4対2でスリットへ。
うち3艇は100メートル近い起こし。「起こしでちょっと鳴いたので、もう絶対入っていると思って、あとは下を向かないで全速」の坪井のSは0.11のトップS。カド中村が伸びてまくり差しに入りかけたが、坪井の構成を越えられない。先マイ成功の坪井が早くもBS独走状態を築く。2Mもしっかり単独で旋回した坪井、ここで逃げ切りは確定した。
2着はもつれた。2Mを先取りした白水、濱野谷に、最内を差した湯川が迫る。2周1M、湯川が先マイ。白水のここでの判断がよく、湯川が落として小回りしたところをうまく抱き気味に外マイ。握って回ろうとした濱野谷はこれで行き場を失う。2周BS、握った分、白水が伸びた。2周2M、湯川を抑え込むように白水がターン。湯川の追撃もここまでとなり、2着争いに決着がついた。
勝った坪井は当地周年連覇を達成すると同時に、新ペラ制度に移行してからは3場所連続優勝、今年5回目のVとなった。「今節はいいモーターを引けたのが一番の勝因です。ちょっと余韻に浸って、最高のリズムで次に臨みたい」と、次節地元・浜名湖での「笹川賞」に目を向けた。